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漆の里・浄法寺 漆器販売【萬七堂】お盆・箸・椀・その他

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〒028-6854 岩手県二戸市浄法寺町下前田15-3

浄法寺塗の歴史

 今東光大僧正や瀬戸内寂聴尼寺として知られる岩手県二戸市浄法寺町の「天台寺」。寺伝によれば奈良時代の高僧・行基が聖武天皇の命によって神亀5年(728年)開山したとされ、東北最古の寺と言われており、古くから多くの人々の信仰を集めた場所です。

 「浄法寺漆器」は、東北最古の名刹天台寺の僧侶が自家製の什器を造ったことに始まると伝えられております。古くから漆器の産地として知られ、現在残されている「浄法寺」と思われる古漆器は、確実に室町期に遡ることができるとされています。室町末期から江戸初期には確実に全国に名が知られていたようであり、たとえば、江戸初期にも尾張徳川家で南部藩(盛岡藩)に箔椀の発注をしていることなどが知られています。また秀衡椀のルーツは古い「浄法寺椀」との説が有力視されています。

 確固たる地位を築いた「浄法寺塗」でしたが、江戸期の南部藩は漆器製造を統制し他藩への自由な流通を禁止したために、漆器生産は徐々に廃れて行き、輪島などのように栄えることはなかったようです。

  質素な飾り気のない漆器を浄法寺で作り、箔椀の箔を貼る作業は盛岡で行っていたようで、そのような中でも浄法寺の塗師たちは稚拙と表現される独特の「浄法寺漆絵」を描くことを生み出し、藩主などへ献上する「箔椀」などの高級品か庶民向けの漆器作りに活路を見出したのです。

 第二次大戦後、生活様式の変化とともにプラスチック製品が普及し、「浄法寺塗」は一時期途絶えそうになりましたが、地元の人々の懸命な努力により現在でも人々の暮らしの中に生き続けています。


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